職場

飲みニケーションが苦手だ

Q.会社の上司に飲みに誘われるのが苦痛です

入社1年目の会社員・男性です。

新卒として毎日慣れない仕事を必死に覚えようとしている毎日ですが、会社に行っていて非常に苦痛に感じるのが「飲みニケーション」です。

それほど大きくない会社ということもあってか、仕事が終わってから上司に声をかけられることが多く何かあるたびに飲みに行こうと言われます。

自分はお酒が全く飲めないわけではありませんが特に強いというわけではなく、またお酒そのものをあまり美味しいと感じないためお酒を勧められるのがつらく、また飲みたくもないお酒を飲んで高いお金を給与から支払うことに納得がいきません。

先輩などにそのことを相談しても「若いうちからコミュニケーションを断ると仕事で伸びない」というようなことを言われ、しぶしぶ誘いには応じるようにしています。

しかし飲みニケーション自体が前時代的なものに感じられますし、なんとか上手く断る方法はないかと日々考えてしまいます。

どうするのが一番よい方法なのでしょうか。

A.帰り方を考えるというスキルアップを目指しましょう

最近の新入社員や若手社員の方の話を聞いていると、飲み会そのものが好きではないという人がかなりたくさんみられます。

飲み会が嫌いな理由としてはご質問された内容に加えて「会話が愚痴ばかりで気分が悪くなる」「仕事の話ばかりでつまらない」「好きに飲めばいいと言いつつしっかり評価に影響させてくる」といったような意見が聞かれます。

今の管理職世代にあたる40代以降の方たちというのは、飲み会に出ることで上司に取り入り社内での扱いを良くしてもらうという「社内接待」全盛期を超えてきた方たちなのでどうしても飲み会=コミュニケーションが深まるという強い思い込みを持っているのかもしれませんね。

結論を言うとそうした飲み会も、社内行事として行われている以上はやはりなるべく出席をした方が評価は高くなるという現実があります。

ですので仮に質問者様が飲み会を嫌いであっても、社内で出世や昇級を目指すならそれも仕事と割り切るしかないでしょう。

逆に会社に終身で勤めることや、同僚よりも早く出世することを望まないなら、キレイな断り方を身につけるということも大事な生き残りのためのスキルになります。

案外この「断り方」というのは難しい力なので、いかにスマートにできるようになるか考えて行動することでそのあとの仕事の大きな能力として活かすことができるようになります。

若いうちは行くも断るもすべてが勉強なので、自分で考え行動していくことを心がけてください。