仕事が見つからない
Q.就職活動が上手く行かずつまづいています
現在専門学校3年目となる学生(男)です。
高校を卒業するときに進路を決めかね、美術系の専門学校に進学をしたものの2年後の卒業時にうまく就職をすることができず現在3年めの授業を受けています。
しかしもう1年勉強をしても就職活動に手応えを感じることができす、そもそも自分にはこの美術系の仕事は向いているのだろうかという不安を覚えるようになってきました。
もう20歳を過ぎていますしもしかしたら手遅れと言われてしまうかもしれませんが、今からでも何か将来を賭けられるような仕事を見つけることができたらと強く思っています。
厳しい意見になっても構いませんので、ぜひこれから仕事を探す上で必要な知識を教えてください。
A.自分にしっかりと自信をつけることが最初です
まず最初に言っておきたいのはご質問者様はまだまだ若く、これからいくらでも自分の可能性を試せるチャンスがあるということです。
諦めることなく自分のやりたいこととはなにか粘り強く探すようにしてみてください。
その上でアドバイスをしていきますと、まずご質問者様に一番足りないと思えるのは「自分自身を信じる心」です。
高校卒業時に進路を決めかね、それほど興味があるわけではなかった専門学校に進学をしたことで、もしかしたら「どうせ自分なんて」という諦めの気持ちがどこかに芽生えてしまったのではないでしょうか。
仕事を探すにあたっては、今の自分に何ができるかやどういったことが得意かということを自己分析できていないと面接などでも適切なアピールをしていくことができません。
もし自分の資質がよくわからない、ということならとりあえずであっても実際の業務に広く役立つ汎用性の高い資格取得を目指すことをおすすめします。
パソコン、マナー、英語などスクールに通い新しいことを始めてみても、自分の知らなかった才能に巡り合えるかもしれません。
結論:事務系の仕事に役立つスキルを
特にいますぐに目指したいものがないなら、事務系の仕事全般に役立つ簿記や行政書士といった資格から目指してみるのがよいでしょう。
これらの資格は事務職などオフィスワークをしていく上で必ず役に立つものですし、何年かあとに管理職となったり独立して業務を行おうとするときにも絶対に必要になるスキルです。
ただ資格そのものは決して楽にとれるものではなく、きちんと計画をして勉強を進めていかないと一発合格をするのは困難です。
もし学業にあてられる時間が十分になるなら、今からでも1年単位のスケジュールを組み、難関資格を目指してみてはどうでしょうか。
努力をして成果を得ることができれば、実際の技能・知識ばかりでなく自分を強く信じることができる気持ちも手に入れることができますよ。