友人

友達ができない

Q.社会人になってから友人が減ってしまいました

現在社会人3年生になる20代女性です。

今一番悩んでいるのは友人ができにくく、休日などに気軽に話ができる人が作れないということです。

私は昔から性格が内向的であったことから、小中高と進学をしても最初から友人の輪に入ることができず、数ヶ月してやっと話ができる人が作れたというような生活を続けてきました。

大学まで卒業をしてなんとか希望の会社にも就職はできたのですが、内向的な性格はなかなか直すことができず、社内の同僚たちとも仕事関連以上の会話をほとんどしたことがありません。

学生時代から付き合いのある友人もいるにはいるのですが、お互い別の仕事について忙しくここ1年くらいほとんど連絡もしていません。

一人でいる時間も決して嫌いというわけではないのですが、このまま30代、40代となっていくのにずっと友人のいない状態が続いていくのかと思うと寂しくて泣きたくなってしまいます。

学生時代に多くの友人を作ることができない人はずっと友達ができないというふうにも言われており、この先の人生での友人関係には期待ができないのかと絶望的な気分にもなってしまいます。

友人は今からでも作れるものなのでしょうか?

A.社会人になってからでも親友は作れます

「婚活」という言葉はすっかり有名になりましたが、その裏側で世間的ニーズが高まっているのが「友活」という友人探しのための活動です。

婚活をする場合には将来結婚相手となるたった1人を見つけるために活動をしていくのですが、友活は年齢や性別にこだわらずより多くの人と出会い、活動をしていく仲間を増やすためのものです。

質問者様は「社会人になってからの友人作りは難しい」とお考えのようですが、それは言ってみれば「自分から求めないと友人ができない」という状態になってしまうからです。

中学生や高校生のときというのは、毎日普通に生活をしているだけで周囲に同年代の人がたくさん集まりますし、学祭や体育祭のような一緒にまとまって行動できる行事も定期的にあります。

社会人になると周囲にいる人の年齢もバラバラになりますし、一緒に行動できるようなイベントもなくなります。

ですので社会人になってから友達を増やそうとするなら、自分から積極的に多く人の集まる場所に行き、一緒に何かの活動をする必要があります。

その出会いのきっかけさえつかめれば、十分に大人になってからも親友と呼べる人を作ることができます。

結論:世代にこだわらず興味のある人に自分からあたってみましょう

大人になってからの友人の多くは、職場関係で作られます。

正社員だけでなくパートやアルバイトとして勤務をする中でも、毎日のように同じ人と顔を合わせ同じ仕事をしていくことで自然と距離が縮まり親しさを感じることができるようになります。

仕事は仕事、と割りきってしまうのもいいのですが、もし一緒に仕事をしていて相手の性格や人格を素敵だなと思ったら、あまり仕事ということを意識しすぎず話しかけてみるとよいでしょう。

会社内では人数が限られるようなら、休日を利用してできるサークル活動やボランティアへの参加もおすすめです。

社会人になってからの友人というのは年代が同じとは限りません。

中には20歳以上も離れているのに親しく友人づきあいをされている方も珍しくありませんので、先入観にとらわれず自分からどんどん興味のある人に話しかけていくようにしてみてください。

意外なところに素敵な出会いというのは転がっているものです。